立つ裸婦
1905-1907
細長い首とアーモンド型の目を持つ作風で知られるようになるずっと以前、モディリアーニはこのような生々しくエネルギッシュな人物像のスケッチに忙しかった。1905年頃に制作されたこの立像の裸体は、初期のキュビスムのアイデアを試行錯誤しながら、アーティストが独自の表現を見つけていく過程をとらえている。体の前面を下る粗く走り書きのような陰影に注目してほしい。それは、素早く力強いストロークで紙から形を彫り出しているかのように見える。後の洗練されたパリの肖像画と比較すると、荒々しく未完成な雰囲気があるが、人間のプロポーションを特徴的に引き伸ばす手法がすでに芽生え始めていることが見て取れる。
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