キリスト降誕
1504
フラ・バルトロメオは、ドミニコ会修道士として4年間の空白期間を経て芸術界に復帰した直後の1504年に、この穏やかな「キリスト降誕」の場面を描きました。構図は完璧なバランスで、鮮やかな赤い衣をまとったヨセフが左側にひざまずき、深い青色の衣装を着たマリアが右側に位置し、二人とも幼子イエスを崇拝しています。彼らの上空では、3人の天使が色とりどりの弧を描いて浮かんでおり、背景には遠くに都市が見える細部まで描かれた風景が広がっています。表面に見られるひび割れはその古さを示唆し、盛期ルネサンスの美しく調和のとれた様式を際立たせています。
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