ジョシュア・レノルズ卿
1784
ギルバート・ステュアートは、この1784年の肖像画において、同僚の芸術家であり友好的なライバルであったジョシュア・レノルズ卿を、威厳と親しみやすさの見事な融合で捉えています。レノルズは、仕立ての黒いコートに鮮やかな白いフリル、そして白粉をつけたかつらを身にまとい、近くに巻かれた書類を置いて落ち着いた姿勢で座っており、彼が一流の知識人であり、ロイヤル・アカデミーの初代会長であることを示唆しています。この作品は、ステュアートがアメリカに戻ってジョージ・ワシントンの肖像を描く前にロンドンで滞在していた時期に制作され、その時代の優雅な新古典主義様式を示しています。これは二人の芸術的巨人の魅力的な出会いであり、筆致からは18世紀の肖像画を特徴付ける静かなる自信が読み取れます。